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” 効率よくしてしまうと、自分も制作が楽しくないし、
ものが面白くなくなってしまうかなと思っています ”
そう語る野田夏実さんの作品は成形、素焼き、絵付け、釉薬をかけて本焼き、とすべての工程一人でを行い、つくられています。
第3回目となるインタビューでは、制作の方法や今後の展開について伺いました。
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"ストーリーみたいなものとか、その時の人の感情とか、
そこに居合わせた印象とか、温度感を入れていけたらいいなと
思いながら作っています "
野田さんの作品には、Imustanの手のモチーフや野田夏実ラインの植物など、ユニークなモチーフがたくさん描かれています。
今回、第2回目として「野田夏実」「Imustan」という2つのラインのコンセプトやモチーフについて詳しく伺っていきます。
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〝 食事の場は、とても楽しいもので、
これは生まれ育った下町の環境とも共通するのですが、
そこから生まれる人とのコミュニケーションが制作の原点になっているように思います 〟
そう話すアーティストの野田夏実さんの制作の原点には、人と食事が深く関わっています。
作品はどのように生まれたのか、そしてどのように変化していっているのか。
テーマごとに3回に分けてお話をお伺いしていきたいと思います。
第一回目は陶器の作品をどのようにつくりはじめたのか、そして「野田夏実」「Imustan」という2つのラインがどのように生まれたのか聞いていきます。
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