Interviews

  • 夜に目覚める - 工藤玲那さんとの対話から

     「夜にあまり寝ないんです。」
    工藤さんは、作品についての対話のなかでそうつぶやいた。
    夜に散歩するのが好きで、
    夜のひとりになれる感じがいいのだという

    工藤玲那さんの作品を紹介するのにあたり、何度かアーティストと話す機会を持ちました。対話の中から作品理解の助けになりそうなお話をまとめました。作品を見たり、触れたり、考えたりするときに、参考にしていただけたら幸いです。

  • 「陶芸は人との距離が近い。触ることができて、使えるというのが、すごく魅力」野田夏実さんの制作と今後の展開

     ” 効率よくしてしまうと、自分も制作が楽しくないし、
    ものが面白くなくなってしまうかなと思っています ”
    そう語る野田夏実さんの作品は成形、素焼き、絵付け、釉薬をかけて本焼き、とすべての工程一人でを行い、つくられています。
    第3回目となるインタビューでは、制作の方法や今後の展開について伺いました。
  • 「ストーリーや感情、そこに居合わせた印象や温度感をいれていく」野田夏実さんに聞くコンセプトとモチーフ

    "ストーリーみたいなものとか、その時の人の感情とか、
    そこに居合わせた印象とか、温度感を入れていけたらいいなと
    思いながら作っています "
    野田さんの作品には、Imustanの手のモチーフや野田夏実ラインの植物など、ユニークなモチーフがたくさん描かれています。
    今回、第2回目として「野田夏実」「Imustan」という2つのラインのコンセプトやモチーフについて詳しく伺っていきます。
  • 「食事の場で生まれる人とのコミュニケーションが制作の原点」野田夏実さんが語る作品が生まれるまで

    〝  食事の場は、とても楽しいもので、
    これは生まれ育った下町の環境とも共通するのですが、
    そこから生まれる人とのコミュニケーションが制作の原点になっているように思います  〟

    そう話すアーティストの野田夏実さんの制作の原点には、人と食事が深く関わっています。
    作品はどのように生まれたのか、そしてどのように変化していっているのか。
    テーマごとに3回に分けてお話をお伺いしていきたいと思います。
    第一回目は陶器の作品をどのようにつくりはじめたのか、そして「野田夏実」「Imustan」という2つのラインがどのように生まれたのか聞いていきます。