ロッド・ジャドキンス著 島内 哲朗訳
出版社: フィルムアート
出版社サイトよりーーーーーーーーーーーー
この時代に流通する貨幣は、お金でもデータでも
注意力でも時間でもない。アイデアだ!
テクノロジー、時間、身体、 パワー、そして未来…
10のテーマから現代の文化を探求し、
アイデアを形にするための実践ワークブック
世界的アーティストを多数輩出する名門芸術大学、セントラル・セント・マーティンズ(CSM)。本書は、ここで長年クリエイティブな思考法について教える著者が、生徒の潜在能力を高めるために出題した「難問」を100個にまとめた1冊です。
前作 『「クリエイティブ」の処方箋』は世界の10言語以上で翻訳されたアイデアのヒント集ですが、今作はそのアイデアを実践するために、手を動かすワークブック形式。
過激で破天荒すぎるとも思える問題をこなしていくことで、アスリートが走りこみ、ウェイトを持ち上げるように、あなたの頭を鍛え、豊かな想像力と、概念を生み出す力を身につけられるように設計されています。
日々新しいアイデアを求められるクリエイターや企画力が問われるビジネスマンにも、使い倒してほしいアイデアの「練習帳」です。
著者略歴:
ロッド・ジャドキンス
アーティストとして、執筆活動も行い、講師として教鞭もとる。イギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで修士号を取得し、その後数多く個展を開いて自作を展示してきた。著書『Change Your Mind:57 Ways to Unlock Your Creative Self(未邦訳 心を変えよう:クリエイティブなあなたを開放する57の方法)』はベストセラーとなり、多くの国で翻訳された。セントラル・セント・マーティンズ・カレッジで15年に渡ってクリエイティブ思考法のセミナーを教え、ワークショップや講演で、クリエイティブであることのメリットは、個人だけでなく、企業やビジネスといったものにもおよぶということを伝えている。
島内哲朗(しまうち・てつろう)
映像翻訳者。最近の字幕翻訳作品は、塚本晋也監督「野火」、大林宜彦監督「野のなななのか」宮藤官九郎監督「中学生円山」、安藤桃子監督「0.5ミリ」、園子温監督「ラブ&ピース」、橋口亮輔監督「恋人たち」、山下敦弘監督「味園ユニバース」など。翻訳書籍にカール・イグレシアス著「脚本を書くための101の習慣」(フィルムアート社刊)、フランク・ローズ著「のめりこませる技術」(フィルムアート社刊)、シーラ・カーラン・バーナード著「ドキュメンタリー・ストーリーテリング」(フィルムアート社刊)、イアン・コンドリー著「アニメの魂」(NTT出版刊)、フィリップ・ブロフィ著「シネ・ソニック音響的映画100」(フィルムアート社刊)がある。