著者: 美術手帖編集部
出版社:美術出版社
サイズ:A版変型
特集 草間彌生
世界各地で展覧会を開き、国境や文化、そして時代を超越する作品群で、現地を熱狂の渦に巻き込んできた草間彌生。待望の展覧会が東京・国立新美術館で開催される。世界の人たちと感動をともにするために──そう語り、今日もキャンバスと向き合い、絵を描き続ける草間から、美術手帖の読者へメッセージが届いた。画歴70年、世界のKUSAMAと呼ばれ、2016年には文化勲章も受章したいま、草間は何を見つめているのだろうか?
著者略歴:
前衛芸術家、小説家。1929年長野県松本市生まれ。幼少より水玉と網目を用いた幻想的な絵画を制作。1957年単身渡米、前衛芸術家としての地位を築く。1973年活動拠点を東京に移す。1993年ヴェネツィア・ビエンナーレで日本代表として日本館初の個展。2001年朝日賞。2009年文化功労者、「わが永遠の魂」シリーズ制作開始。2011年テート・モダン、ポンピドゥ・センターなど欧米4都市巡回展開始。2012年国内10都市巡回展開始、ルイ・ヴィトンとのコラボレーション・アイテム発売。2013年中南米、アジア巡回展開始。2014年世界で最も人気のあるアーティスト(『アート・ニュースペーパー』紙)。2015年北欧各国での巡回展開始。2016年世界で最も影響力がある100人(『タイム』誌)。2016年文化勲章受章。