北川 フラム著
出版社: 筑摩書房(ちくま新書)
出版社サイトよりーーーーーーーーーーーー
世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」。新潟県の里山を舞台に、美術による地域再生を目指して、3年に1度開かれている。本書は、その総合ディレクターによる地域文化論である。文化による地域活性化とはどのようなものか。人と人、人と自然、地方と都市が交わるためにはどうすればいいのか。さまざまな現場での実践をもとに、地域再生の切り札を明かす。
著者略歴:
1946年新潟県高田市(現上越市)生まれ。アートディレクター。東京芸術大学卒業。「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」、「瀬戸内国際芸術祭」の総合ディレクター。主著に『美術は地域をひらく 大地の芸術祭10の思想』(現代企画室)、『希望の美術・協働の夢 北川フラムの40年』(角川学芸出版)。