「本歌取り 東下り」杉本博司
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「本歌取り 東下り」杉本博司

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出版社:くま書店
言語:日本語
サイズ:23 x 2 x 29 cm A4判変形/ソフトカバー



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私のアーティストとしての仕事とは、人が人となった頃の記憶 を辿ること、そしてその記憶をさまざまな表現方法を駆使し て、現代の人々にも見えるようにすることではないかと最近 思うようになった。


杉本博司

 

昨秋、西国の姫路で始まった杉本博司の本歌取り展は、東国である東京の地で新たな展開を迎え、「本歌取り 東下り」と題された (2023年9月16日より渋谷区立松濤美術館にて開催)。

この間一年、杉本は数多くの新作を制作し、本来は和歌の作成技法 である本歌取りそのものについても、さらなる拡大解釈を進めて いった。その思考は人類史にまで到達することとなる。 本書では、杉本の自叙伝的語り口と100点以上の大判の作品 写 真 と ともに、杉本流本歌取り論を集成し、現代美術作家・杉本 博司の思索の旅路を辿る。

序章 人類の曙
第一章 書における本歌取り
第二章 芸能における本歌取り
第三章 写真における本歌取り
第四章 富士山における本歌取り
第五章 記憶喪失的本歌の無意識的集合による本歌取り 第六章 海景から宙景へ

 

杉本博司
1947年東京生まれ。74年よりNY在住。活動分野は、写真、彫刻、インスタ レーション、演劇、建築、造園、執筆、料理と多岐にわたる。2008年建築設 計事務所「新素材研究所」、09年公益財団法人小田原文化財団を設立。日本の伝統芸能振興に努め、国内を始めパリオペラ座、ニューヨーク・グッゲン ハイム美術館、ニューヨーク・リンカーンセンター、マドリード・エスパニ ョール劇場など世界各地で公演を手掛ける。主な著書に『苔のむすまで』 『現な像』『アートの起源』『江之浦奇譚』『杉本博司自伝 影老日記』など。 1988年毎日芸術賞、2001年ハッセルブラッド国際写真賞、2009年高松 宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)受賞。2010年秋の紫綬褒章受章。2013 年フランス芸術文化勲章オフィシエ 叙勲、2017年文化功労者。

 

展覧会情報
「杉本博司 本歌取り 東下り」
渋谷区立松濤美術館
2023年9月16日(土)~2023年11月12日(日)
前期:9月16日(土)~10月15日(日) 後期:10月17日(火)~11月12日(日)
※会期中、一部展示替えあり