Title: アートの潜勢力
Author:岡田 温司
Publisher: 共和国
言語: 日本語
サイズ: 12.6 x 18.9 cm
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五感を挑発し、人間だけに可能なアートの謎と魅力。
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岡﨑乾二郎にとってのアートとは?
なぜモディリアーニの描く肖像画は目が塗りつぶされているのか?
退廃の美を描くエゴン・シーレと神との関係は?
スマホは人間の感性をどう変容させるのか?
そもそも美術作品は修復保存される必要があるのか?
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パウル・クレー、パゾリーニから山中現をはじめとする国内外の作品まで、著者の美術批評を1冊に集成。「モダニズム」「アナクロニー」「アントロポセン(人新世)」を切り口に、近現代アートの入門書として、また精緻な批評としても読むことができる、出色のエッセイ集。
カラーを含む図版も多数収録。
岡田 温司
1954年、広島県に生まれる。2020年、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を退職。現在は、京都大学名誉教授、京都精華大学特任教授。専攻は、西洋美術史。
著書に、『キリストと性』(岩波新書、2023)、『反戦と西洋美術』(ちくま新書、2023)、『ネオレアリズモ──イタリアの戦後と映画』(みすず書房、2022)、『フロイトのイタリア──旅・芸術・精神分析』(人文書院、2008、読売文学賞)、『モランディとその時代』(人文書院、2003、吉田秀和賞)など多数、
訳書に、ジョルジョ・アガンベン『創造とアナーキー──資本主義宗教の時代における作品』(共訳、月曜社、2022)、同『王国と楽園』(共訳、平凡社、2021)など多数がある。