コレクション: SANZOKU
昨年に続き今年もSANZOKUさんの器をご紹介します!
SANZOKUの根本さんは今年、福島県立美術館での村越としやさんとの二人展「境界を跨ぐ」の開催、陶芸の分野の国試的なコンクールであるファエンツァ国際陶芸展への入賞など、さらに活躍の場を広げています。
今回は、代表的なモチーフのお花カップに新色が登場しているほか、マグカップ以外にお皿もたくさん作っていただきました!ぜひこの機会にお手にとっていただけたら嬉しいです。
SANZOKU
アーティスト根本裕子による「(山に)こもる為の食器」をイメージした陶器ブランド。実際に使用できながらアートピースとしても成り立つ、可愛らしくも風変わりな陶器作品を発表しています。
手びねり(紐状にした土を一段ずつ積み上げて成形する手法)により一点一点、彫刻のように制作される「SANZOKU」を是非、お楽しみください。
根本裕子(ねもと ゆうこ)
1984年生まれ。陶芸家。 東北芸術工科大学大学院 芸術工学研究科芸術文化専攻 陶芸領域修了。在学中より和太守卑良氏に師事する。手びねりの手法で異形のもの、動物のかたちを借りた架空の生き物を創造する。近年は野良犬の作品の制作を続けている。また「SANZOKU」名義で可愛らしくも風変わりな陶器のブランドを運営している。
2020年、第23回 岡本太郎現代芸術賞展」にて敏子賞を受賞。主な展示として、「境界を跨ぐ─ 村越としや・根本裕子」福島県立美術館(2023年)、「素材転生-Beyond the Material」岐阜県美術館(2021)、「第23回 岡本太郎現代芸術賞展」川崎市岡本太郎美術館(2020年)、「Reborn-Art Festival 2019」石巻市街地エリア(2019)、「豊かな感情」Cyg art gallery(2018)、「どこまでいっても物体」TOKIO OUT of PLACE(2017)、「N.E blood 21 vol.63 根本裕子展」リアス・アーク美術館(2017・宮城)、「─陶 幻想のいきもの─ 根本裕子展」INAX gallery(2009・東京)がある。
現在、福島県で活動中。
※取り扱い注意について
手びねりで作られている一点物となります。轆轤(ろくろ)や型などとの成形方法とは異なり手の指の力のみで土を圧縮して成形するため、緩やかな表情をお楽しみいただけますが、その分他の成形方法とは違って欠けやすくもろいところもあるかもしれません。既製品とは違う手作りのものですので、ご理解、ご納得していただいた上でご購入いただきますようお願いいたします。
また、使用している釉薬によっては貫入(陶磁器の釉薬(うわぐすり)の部分にできる細かいひび模様)がたくさん入るため、使用していくと味わい深い表情になる特徴をもっています。
金や銀(金彩、銀彩)の部分に関しては、焼き付けてはおりますが、あくまで半永久のものになりますので、使用していると薄れてきたり色合いが変化したりします。また、固めのスポンジ等で擦ると取れてしまうことがあります。時間の経過の雰囲気、味としてご理解いただけますようお願いいたします。金彩の金の含有率は6%のものを使用しています。
作品の写真については、実際の商品の色味や質感と若干の違いがでることもあります。ご了承ください。
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