コレクション: 野田夏実/Imustan
昨年に引き続き、アーティストの野田夏実さんの陶器作品と、彼女の別名義プロジェクトImustan(イムスタン)の作品を紹介します。
野田さんは植物をモチーフに会話のきっかけになるようなコミュニケーションツールとしての器を制作しています。
青、オレンジ、黄色、ピンク。美しい色のお皿にのびやかな草花のモチーフが配され、細部は緻密に描きこまれています。
お皿いっぱいに描かれた草花は、のびのびとして大胆な構図ですが、それでいて繊細です。
ひとつひとつていねいにつくられた作品は、日常をはなやかにいろどってくれます。
そして別プロジェクトImustanは、「もしかしたら ありえるかもしれない なんだか怪しい」をテーマにした陶器ブランドです。
ユーモアあふれるモチーフのマグカップはいつもと同じ日常も少し楽しくしてくれます。
野田さんの制作の原点には人と食事が深く関わっています。
作品はどのように生まれたのか、そしてどのように変化していっているのか。
3回に分けてインタビュー記事を公開予定です。
” 食事の場はとても楽しいもので、
これは生まれ育った下町の環境とも共通するのですが、
そこから生まれる人とのコミュニケーションが制作の原点になっているように思います。 ”
そう語る野田さんの制作の背景をぜひ覗いてみてください。
野田夏実
1992年東京都生まれ。東北芸術工科大学美術科工芸コース陶芸専攻卒業、同大学工芸コース研究生修了。現在は東京を拠点に活動。第57回日本クラフト展奨励賞受賞。
展覧会歴:「ネオごはん」ビルド・フルーガス(2018年、宮城)、「10年の器・10年の菓子」山形ビエンナーレ(2020年、山形)、「CASA KEITA -丸山敬太の好きなモノ達 器編-」丸山邸(2021年、東京)、「野田夏実 作品展」新宿伊勢丹(2021年、東京)、「Spring to~ki fair」NADiff a/p/a/r/t(2021年、東京)、個展「FUN FUN TOURS 」ビルド・フルーガス(2021年、宮城)、「〈KEITAMARUYAMA〉 POP UP SHOP」伊勢丹サローネ(2022年、東京)
Imustan(イムスタン)
「もしかしたら ありえるかもしれない なんだか怪しい」をテーマにした陶器ブランド
展覧会歴:「Good Neighbors」ビルド・フルーガス(2019年、宮城)、「CUP OF COFFEE 」杉村惇美術館(2018、2019年、宮城)、「HAPPY MAGNET TO YOU !!」表参道ROCKET(2019年、東京)、「GOOD MOOD CLUB」ビルド・フルーガス(2020年、宮城)、「OMOTESANDO ROCKET CREATOR’S MARKET 」表参道ROCKET (2020年、東京)、「Spring to~ki fair」NADiff a/p/a/r/t(2021年、東京)、「FUN FUN TOURS 」ビルド・フルーガス(2021年、宮城)
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