「デレク・ジャーマンの庭」デレク・ジャーマン
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「デレク・ジャーマンの庭」デレク・ジャーマン

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著者: デレク・ジャーマン
写真: ハワード・スーリー
翻訳: 山内 朋樹
言語:日本語

出版社:創元社
サイズ:23.7 x 17.3 cm

 

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不朽の名作、約30年ぶり待望の新訳復刊!

不朽の名作
『Derek Jarman's Garden』が、
製版のデジタルリマスターにより、
約30年ぶり待望の新訳復刊!
〈没後30年記念出版〉



映像作家デレク・ジャーマンの
詩的でクィアな庭づくり

〈庭の生と死が、いつしか
「ぼく」の生と死を映し出す——〉



1994年、AIDSでこの世を去った
映像作家のデレク・ジャーマン。
彼は晩年、イギリス南東部の最果ての岬、
原子力発電所にほど近いダンジネスに移り住む。
死の直前まで慈しみ育て続けた
プロスペクト・コテージの庭は、
いつしか彼の生と死を映し出し——。

写真家ハワード・スーリーの
美しい写真とともに綴られる、
ジャーマンの穏やかな日々と
秘められた激情。
庭や植物、友人たちや恋人たち、
自身の病と死について——
生前最後のエッセイを、
美学者であり庭師でもある訳者によって、
ついに新訳復刊!

※植物リスト付

デレク・ジャーマン(Derek Jarman)
1942年ロンドン生まれ。画家、舞台美術家、映像作家。1960年代にはフレデリック・アシュトンと担当した『ジャズ・カレンダー』(1968)やケン・ラッセルと担当した『ザ・レイクス・プログレス』を含む舞台のセットと衣装デザインをおこなう。映像媒体での作品は70年代から90年代にわたる。この期間に『ジュビリー』(1977)、『カラヴァッジョ』(1986)、『ザ・ガーデン』(1990)、『ブルー』(1993)などの映画を制作した。著書に『ダンシング・レッジ』(1984)、『デレク・ジャーマンのカラヴァッジョ』(1986)、『ザ・ラスト・オブ・イングランド』(1987)のほか 、自伝的な『モダン・ネイチャー』(1991)がある。1994年エイズ合併症により逝去。

ハワード・スーリーHoward Sooley

山内 朋樹(やまうち・ともき)
1978年兵庫県生まれ。京都教育大学教員、庭師。専門は美学。在学中に庭師のアルバイトをはじめ研究の傍ら独立。庭や美術作品をはじめとする制作物のかたちの論理を、物体の配置や作業プロセスの分析から探究している。著書に『庭のかたちが生まれるとき』(フィルムアート社、2023年)、共著に『ライティングの哲学』(星海社、2021年)、訳書にジル・クレマン『動いている庭』(みすず書房、2015年)。