"生きのびるための事務" 坂口恭平/道草晴子

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Title: "生きのびるための事務"
Author: 坂口恭平 原作/道草晴子 画
Publisher: マガジンハウス
言語: 日本語
サイズ: 13.0 x 18.8 cm


芸術家でも誰でも、事務作業を疎かにしては
何も成し遂げられない。
夢を現実にするたった一つの技術、
それが《事務》です。

この作品は作家、建築家、画家、音楽家、
「いのっちの電話」相談員として活動する
坂口恭平が若い頃に出会った優秀な事務員・
ジムとの対話で学び、人生で実践した方法を
記したテキストを原作にコミカライズして、
《事務》ってめちゃくちゃ大事!
ってことが漫画でわかる本です。

「自分に自信がない」
「ハードルを高く設定しがち」
「悩んで行動に移せない」
足らないことは《事務》でした。

【目次】
はじめに ジムとの出会い
第1講  事務は『量』を整える
第2講  現実をノートに描く
第3講  未来の現実をノートに描く
第4講  事務の世界には失敗がありません
第5講  毎日楽しく続けられる事務的『やり方』を見つける
第6講  事務は『やり方』を考えて実践するためにある
第7講  事務とは好きとは何か?を考える装置でもある
第8講  事務を継続するための技術
第9講  事務とは自分の行動を言葉や数字に置き換えること
第10講 やりたいことを即決で実行するために事務がある
第11講 どうせ最後は上手くいく
あとがき

坂口恭平(さかぐち・きょうへい)
1978年、熊本県生まれ。2001年、早稲田大学理工学部建築学科を卒業。
作家、画家、音楽家、建築家など多彩な活動を行なう。
2004年に路上生活者の家を収めた写真集『0円ハウス』(リトルモア)を刊行。
著作は『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』(太田出版)、『独立国家のつくりかた』『苦しい時は電話して』(講談社)、『モバイルハウス 三万円で家をつくる』『TOKYO一坪遺産』(集英社)、『家族の哲学』(毎日新聞出版)、『継続するコツ』『幸福人フー』(祥伝社)、『TOKYO 0円ハウス 0円生活』(河出書房新社)、『躁鬱大学』(新潮社)、『発光』『よみぐすり』(東京書籍)、『自分の薬をつくる』『お金の学校』『中学生のためのテストの段取り講座』(晶文社)、『土になる』(文藝春秋)『まとまらない人』(リトルモア)など。
小説家として『幻年時代』(幻冬舎)、『徘徊タクシー』(新潮社)、『けものになること』(河出書房新社)を発表。ほか画集や音楽集、料理書など、多数の著作がある。
自ら躁鬱(そううつ)病であることを公言。2012年から死にたい人であれば誰でもかけることができる電話サービス「いのっちの電話」を自身の携帯電話(090-8106-4666)で続けている。
2023年2月には熊本市現代美術館にて個展「坂口恭平日記」を開催。

道草晴子(みちくさ・はるこ)
13歳でちばてつや賞ヤング部門優秀新人賞を受賞するが、14歳で精神科病院に入院。
「トーチweb」で連載した山あり谷ありな半生を綴った漫画『みちくさ日記』(リイド社)を2015年に刊行。
「小説新潮」で連載した『よりみち日記』(新潮社)を2020年に刊行。『よりみち日記2』を「考える人」で連載した。
2023年に『みちくさ日記』『よりみち日記』『よりみち日記2』を収録した『完本 みちくさ日記』(リイド社)を刊行。
漫画や、絵やグッズなどを制作を行い、ギャラリーで絵の個展も精力的に開催している。