サウンドアートのトポス アートマネジメントの記録から−中川真 | Shin Nakagawa

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著者:中川真
出版社:昭和堂
サイズ:A5

「この樹には音がなっている!」(ユリウスの作品を見た/聴いた小学生の感想)。自然の中に身を潜めるように佇む音。そのひそやかな営為にアーティストは何を込めているのか?ロルフ・ユリウスと鈴木昭男を軸にその真髄に迫る。

サウンドアートへの誘い/1 サウンドアートの思想と実践ーアーティストの語りを手がかりに(環境を感じるー小さな音を回路として/ロルフ・ユリウス論/耳に生きるー「聴く」ことからの逃走/鈴木昭男論)/2 アートと環境の共振ー臨床的アートマネジメント論の試み(ドキュメント「現代アートの森」/アートの居場所/アートの未来形)

著者略歴
1951年奈良県生まれ。サウンドアート、サウンドスケープ、東南アジアの民族音楽を研究する。著書に『平安京 音の宇宙』(サントリー学芸賞、京都音楽賞など)など。ガムラン合奏団を主宰し活発な公演活動を行ういっぽう、船場アートカフェにてアート・プロジェクトを企画する。大阪市立大学大学院教授