最果 タヒ著
出版社: リトルモア
出版社サイトよりーーーーーーーーーーーー
詩を読むことは病まない孤独であり、幸福の可能性に気づくこと。映画、展覧会、WEB、広告、音楽……数々の新しい詩の運動をまきおこしてきた最果タヒがついに放つ傑作。新たな地平を目指し生まれた、待望の最新詩集!〈43の詩と43のデザイン!〉祖父江慎によるデザインが、1篇ごとにたったひとつの世界を作りだす。ページをめくるのが楽しい一冊!- - -
横浜美術館での個展〈詩の展示〉で発表された一連の詩や、TBSテレビ「ゴロウ・デラックス」出演時に披露し話題を呼んだ「2月の朝の詩」ほか、「果物ナイフの詩」「決壊」「つめたくてあかるい」「超絶っ子」など初収録・書きおろしふくむ全43篇。
著者略歴:
詩人・作家 1986年生まれ。2006年、現代詩手帖賞受賞。2008年、第一詩集『グッドモーニング』で中原中也賞 を受賞。2015 年 、詩 集『 死 ん で し ま う 系 の ぼ く ら に 』で 現 代 詩 花 椿 賞 を 受 賞 。そ の 他 の 主 な 詩 集 に 『空が分裂する』『夜空はいつでも最高密度の青色だ』(同作は2017年石井裕也監督により映画化)。 エッセイ集に『きみの言い訳は最高の芸術』『「好き」の因数分解』、小説に『星か獣になる季節』『十代 に共感する奴はみんな嘘つき』などがある。作詞提供もおこなう。清川あさみとの共著『千年後の百人 一首』では100首の現代語訳をし、翌年、案内エッセイ『百年一首という感情』刊行。2018年に太田市美術館・図書館での企画展に参加、2019年に横浜美 術館で個展開催、HOTEL SHE, KYOTOでの期間限定のコラボルーム「詩のホテル」オープンなど、 幅広い活動が続く。最新刊は、詩集『夜景座生まれ』(新潮社)。