「アート・パワー」ボリス・グロイス

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ボリス・グロイス(Boris Groys)著 2017年
出版社:現代企画室

出版社ウェブサイトよりーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
芸術の終焉後に、新しいアートを始めるために

商品かプロパガンダか?アートはどこから来て、今どこに向かおうとしているのか?
コンテンポラリー・アートを牽引する美術批評家ボリス・グロイスによって明らかにされる美術の現在。
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「コンテンポラリー・アートとは趣味の過剰であり、そこには趣味の多元性も含まれている。この意味で、それは多元的な民主主義の過剰であり、民主的な平等性の過剰である。この過剰は、趣味と力の民主的均衡を安定させると同時に不安定にする。実際、現代の芸術を全体として特徴づけているのは、このパラドクスなのだ。

私がここで告白しなければならないのは、本書に収められた私自身のエッセイもまた、今日のアートワールドにおけるある種の勢力均衡に貢献することを願って書かれたということだ−すなわち、政治的プロパガンダとして機能する芸術のための余地を、アートワールドのなかにもっと見出すことを願って。

私たちが近現代の芸術(モダン・アート)作品と呼ぶ、芸術家が偶像破壊を流用して生み出したパラドクス・オブジェクトが、いかに続く論考の、直接的ないし間接的な主題である。」(本書「序」より)


【著者紹介】ボリス・グロイス(ボリス・グロイス)
1947年、旧東ドイツ生。哲学者、美術理論家、批評家。冷戦時代のソヴィエト連邦で学び、70年代後半にモスクワ・コンセプチュアリズムに関する論考で批評家としての活動を開始する。81年に西ドイツに亡命し、以後、ドイツ、米国を拠点に活動。戦後ろしあ・東欧の前衛芸術をはじめ、近年ではコンテンポラリー・アートについて積極的に論じる。美術の制度や美術と社会、そして政治との関係を哲学的な視点から分析するその著作は、美術界に大きな影響を与えている。本書Art Powerの出版によって、2009年に大学美術協会(CAA)からフランク・ジュエット・マザー賞を受賞。米ニューヨーク大学ロシア・スラヴ学教授、独カールスルーエ造形大学特別研究員を務め、2011年ヴェネツィア・ビエンナーレにロシア館キュレーター、2012年上海ビエンナーレに共同キュレーターとして参加している。邦訳書に『全体芸術様式スターリン』(現代思潮新社、2000年)がある。