新入荷のお知らせ

最近入荷した本を紹介します。今回は展覧会図録が中心です!

  1. 「カール・アンドレ 彫刻と詩、その間」
  2. 「豊嶋康子 発生法──天地左右の裏表」
  3. 「豊嶋康子作品集1989−2022」
  4. 「うごく木 山本尚志2016‒2023作品集」

 

「カール・アンドレ 彫刻と詩、その間」

DIC川村記念美術館で開催中の「カール・アンドレ 彫刻と詩、その間」展の図録です。
1960年代に隆盛したミニマルアートを代表するアーティスト、カール・アンドレ。展覧会のインスタレーションビューをはじめ、解説やアンドレの詩など充実したテキストも収録されます。
装丁もアンドレのコンクリートユニットをイメージしたデザインの美しい本に仕上がっています。

出版社:torch press
言語:日本語/英語
サイズ:28.0 x 21.6 cm

<展覧会情報>
「カール・アンドレ 彫刻と詩、その間」
会場:DIC川村記念美術館
会期:2024年3月9日(土) - 6月30日(日)
>>詳細はこちら

 

 

<こちらもあわせて>
1960〜1970年代にかけてアメリカにおいて「アートワーカー」という集団的アイデンティティが醸成され、アクションをおこしていきました。カール・アンドレもこの運動と密接に関わりを持っていきます。ご興味のある方は、以下の2冊もあわせて読まれると、さらに時代背景も見えてくると思います。 


 

 

「豊嶋康子 発生法──天地左右の裏表」

東京都現代美術館で開催された豊嶋康子の大規模個展「豊嶋康子 発生法──天地左右の裏表」の展覧会図録が届いています。既成のルールや枠組みを問い直す豊島の作品は、私たちの当たり前の日常を揺さぶります。作家自身が監修に関わった展覧会の内容を十分に楽しんでいただける内容となっています。

「美術の領域でやることは、相手の想定する領域を広げることだと思います。」

「自分の住んでいる空間を、自分の意思で組みなおす。」

―― 豊嶋康子

 

出版社:書肆九十九
言語:日本語/英語
サイズ:28.5 x 19.6 cm

<展覧会情報>
豊嶋康子 発生法──天地左右の裏表
会場:東京都現代美術館
会期:2023年12月9日(土)~2024年3月10日(日) ※会期終了
>>詳細はこちら

 

 

「豊嶋康子作品集1989−2022」

あわせて、豊嶋康子の30年以上におよぶ作品制作を網羅し、カラー図版450点を豊嶋による作品解説とともに記録した作品集も刊行されています。藪前知子学芸員(東京都現代美術館)による論考も収録され充実の内容です。資料的価値も高い一冊です。

 

「うごく木 山本尚志2016‒2023作品集」

「ART SHODO」を提唱するアーティスト山本尚志の2016年から2023年の作品をまとめた作品集です。
国内外で「書」に対する再評価の機運が高まりをみせるなか、井上有一をはじめとする昭和の書家のみならず、現代書家にも注目が集まっています。山本尚志は、素朴な線描によるかたちのなかに、ものの名前を書く、「モノにモノの名前を書く」というコンセプチュアルな表現を特徴とする現代書家として、特別な存在感を放っています。

著者:山本尚志
寄稿:清水穣
出版社:アートダイバー
言語:日本語/英語
サイズ:29.7 x 20.0 cm
 

 

 ぜひ興味のある本を手にとってみてください。本を眺めるだけでなく、展覧会に足を運ばれると、知識と経験が紐づき新しい感覚を感じられるよい機会になると思います。

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