「なぜ戦争をえがくのか―戦争を知らない表現者たちの歴史実践」大川史織 編著

「なぜ戦争をえがくのか―戦争を知らない表現者たちの歴史実践」大川史織 編著

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大川史織 編著
小泉 明郎、諏訪 敦、武田 一義、高村 亮、遠藤 薫、寺尾 紗穂、土門 蘭、柳下 恭平、後藤 悠樹、小田原 のどか、畑澤 聖悟、庭田 杏珠、渡邉 英徳
出版社: みずき書林
サイズ:四六判

出版社サイトよりーーーーーーーーーーーー

美術、絵画、漫画、工芸、音楽、小説、写真、彫刻、演劇、研究……
歴史と記憶と表現をめぐる10の対話。
かれらはどのように戦争と出会ったのか。わたしたちは知らないことをどのように語り継ぐのか。
体験のない人びとによる、体験のない人たちのための、〈記憶の継承〉のかたち。

敗戦から75 年が経過し、当時を知る人の数は年々少なくなりつつある。
体験者の記憶を継承することは急務のひとつである。
しかし、〈戦争記憶の継承〉とはどういうことなのか。

VR・ARを駆使して中東の戦禍を現出させる現代美術家、満洲で死んだ祖母を圧倒的な画力で蘇らせる画家、ペリリュー島の壮絶な戦いを可愛らしいタッチで描く漫画家……。

多彩な表現で歴史に向き合う10組のアーティストたちにインタビューし、その動機、表現の方法、継承のありかたを探る。



著者略歴:
1988年神奈川県生まれ。映画監督。慶應義塾大学法学部政治学科卒。マーシャル諸島共和国の日系企業で働きながら、人びとのオーラル・ヒストリーを映像で記録。マーシャル諸島で戦死(餓死)した父を持つ息子の慰霊の旅に同行したドキュメンタリー映画『タリナイ』(2018年)で初監督。編著書に『マーシャル、父の戦場――ある日本兵の日記をめぐる歴史実践』(みずき書林、2018年)。両作品で山本美香記念国際ジャーナリスト賞・奨励賞受賞。