いのちの裂け目―布が描き出す近代、青森から|The Beginning of Life/Art: Cloth Weaves Our Times, from Aomori
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執筆:林介文、碓井ゆい、遠藤薫、成田芙美、長谷川孝治、慶野結香
出版社:青森公立大学 国際芸術センター青森 [ACAC]
サイズ:21.0×15.0 cm

こぎん、菱刺し、裂織、BORO…。青森独自の布と現代美術アーティストの出会いによって紡がれた、現在形の「近代」の物語。
手芸とジェンダー/生活と工芸/伝統文化を背景に、布を用いる3人のアーティストたちが、青森市教育委員会所蔵の布や民具・工芸品を取材し、文化財を自らのインスタレーション作品に取り込みながら新作を制作した展覧会。
参加アーティストによるテキストはもちろん、青森を拠点として活動する表現者、専門家による論考、コロナ下における展覧会のタイムラインなどの記録も週力。

参加アーティスト
碓井ゆい、遠藤薫、林介文、リン・ジェーウェン、ラバイ・イヨン

青森公立大学 国際芸術センター青森 [ACAC]
2001年12月に青森市の市政100周年を記念して開館したアートセンター(2009年より青森公立大学に移管)。八甲田山のふもとに位置し、安藤忠雄設計の展示棟、創作棟、宿泊棟からなり、周囲の森を含めた広大な敷地を有する。アーティスト・イン・レジデンス(滞在制作)を中心に、展覧会はもちろん、公演、ワークショップなどを行い、国内外の表現者と地域住民、学生との交流を大切にしながらACACの環境でしか作れない作品の発信を行っている。
http://www.acac-aomori.jp/