女性画家たちの戦争-吉良 智子|Tomoko Kira(Japanese)

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出版社:平凡社(平凡社新書)
サイズ:新書判

第二次世界大戦中、我が国では戦争画が制作された。その大半は藤田嗣治、宮本三郎、小磯良平ら昭和を代表する男性画家による「作戦記録画」だ。
では女性画家たちはどんな作品を描いていたのだろうか。これまで語られる機会が少なかったのだが、彼女らも戦争画を残している。本書は長谷川春子、桂ゆき(ユキ子)、三岸節子、そして女性画家集団「女流美術家奉公隊」の活動や作品を紹介するとともに、彼女らによる超大作《大東亜戦皇国婦女皆働之図》を紹介する。
著者略歴:
1974年東京都生まれ。98年日本女子大学人間社会学部卒業。2000年学習院大学大学院人文科学研究科修了。05~08年神奈川県立近代美術館非常勤学芸員。10年千葉大学大学院社会文化科学研究科修了。博士(文学)。現在、千葉大学大学院人文社会科学研究科特別研究員、東洋英和女学院大学、京都造形芸術大学、実践女子大学非常勤講師。 『戦争と女性画家 もうひとつの近代「美術」』(ブリュッケ)で第29回(2014年度)女性史青山なを賞受賞。共著に『昭和期美術展覧会の研究 戦前篇』(中央公論美術出版)など。