「サステナブル・ミュージック」若尾 裕 | Yu Wakao

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著者:若尾 裕
出版社:アルテスパブリッシング
サイズ:四六版・並製

私たちは音楽のヒューマニズムから自由になれるのだろうか?
音楽が多すぎる時代に、音楽を取り戻す。
「不自由」な音楽を問い直す自由でしなやかな感性による音楽論!
『音楽療法を考える』やマリー・シェーファーの翻訳などで知られる
臨床音楽学の第一人者が、高度資本主義、グローバル社会における
音楽のあり方を問いただし、持続可能(サステナブル)な音楽のあり方を
模索する切実な問題を投げかける意欲的な論考。
明るく楽しい音楽はどこから来たのか?
なぜウケのわるい難しい音楽が創り続けられてきたのか?
なぜクラシック音楽がえらくなったのか?
なぜ巷には聞きたくないのに音楽が溢れているのか?
どうして芸術家が構想する社会改革は失敗に終わるのか?
なぜみんな音楽から遠ざかりはじめたのか?

──みんな、不要となった音楽の掟にわれわれがしばられているからだ。
音楽によるヒューマニズムの押し売りに辟易しているあなたへ──

著者略歴
若尾 裕(わかお・ゆう)
神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授。日本音楽即興学会世話人代表。専門領域は臨床音楽学や即興演奏。音楽療法も含め、現代音楽後の新しい音楽の創成が今の研究テーマ。著書に『奏でることの力』(春秋社)、『音楽療法を考える』(音楽之友社)など、CDにジョエル・レアンドルと共演した『千変万歌』(メゾスティクス)など。